情報スクラップ雑感(1)―2001/12/4


始めてもう15年くらいになります。最初は勉強のためと、ノマドのスタッフのために始めましたが、お客様にとっても参考になればと思い送るようにしました。参考になっているのかどうかは分かりませんが、忙しくて2、3ヶ月、中断しますと、「どうしたんですか」と言ってくれる人もいます。「ああ、見てくれているんだ」とありがたくなります。

スクラップをしていてつくづく思うことは、日本の新聞の画一性です。これはまあ、ずっと昔から言われ続けていることですが、本当に見出しの言葉まで一緒。内容にもオリジナリティがないんだから、せめて見出しくらい差別化する工夫があっていいと思うのです。時々、買ってみる読売やサンケイは言うに及ばず、スタンスの異なる日経と朝日でもおんなじとはどういうことなんだと思うんですね。


情報スクラップを提供していてこんなことを書くのは気が引けるのですが、新聞記事の信頼性ってどうなんだろうなと思います。テレビの討論番組などで、「朝日新聞ではこう報じている」と自説の根拠にする人がいますけど(例えば田原総一朗)、「そんなの何の証明にもならないんじゃないの」と言いたくなります。僕はいいとこ50%しか信頼していません。でも、情報ソースとしては多くの部分を新聞に頼らざるを得ないことも事実です。とりあえずいろんな情報を仕入れて、自分の感性で事象を把握することなのでしょうね。

でも、こんな記事にはちょっと感動しました。朝日の天声人語です。
アメリカの中学教師が教え子に送ったメールを紹介しています。

「世界を100人の村に縮小すると、その村には57人のアジア人、21人のヨーロッパ人、14人の南北アメリカ人、8人のアフリカ人がいます。(日本人は2人)
70人が有色人種で30人が白人。70人がキリスト教徒以外で30人がキリスト教徒。
6人が全世界の富の59%を所有し、その6人ともがアメリカ国籍。
80人は標準以下の居住環境に住み、50人は栄養失調に苦しみ、1人が瀕死の状態にあり、1人はいま生まれようとしている。
たった1人が大学教育を受け、たった1人だけがコンピューターを所有している」
「もし、冷蔵庫に食料があり、着る服があり、頭の上に屋根があり、寝る場所があるなら、あなたは75%の人たちより恵まれています」。

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